ルート詳細2


マチュピチュ山

インティプンクへの石畳 マチュピチュ山への分岐
▲インティプンク(太陽の門)へのまっすぐな石畳。正面にマチュピチュ山。ここは見張り小屋のすぐ裏手にあたりますが、インカ橋への道はずっと右手の方に入口があります。 ▲マチュピチュ山への分岐。ここを右に入ります。ここから山頂を見上げると、とても登りきれないだろうと思うほど高い。最初は途中まで登って引き返すつもりでした。
階段道
▲しばらくは階段道が続きます。見晴らしがよく気持ちよく登れる。
マチュピチュ遺跡とワイナピチュ山
▲振り返ればマチュピチュ遺跡とワイナピチュ山の大展望。階段道のところどころに踊り場のような場所があり、このように展望が利く。このあたりまで登ってくるだけでもお薦め。
水力発電所 急な階段
▲マチュピチュ遺跡の西側。ウルバンバ川と水力発電所。ここからの送電線が、写真の左側の山腹を乗り越えている。こういう人工物が見えるのはやや興ざめ…。 ▲登るにつれ次第に急傾斜が増えてくる。しかしこのへんはまだ道もきれい。
樹林 山頂下の階段
▲やがて道は樹林のあいだを抜けていくようになり展望が利かなくなる。階段も綺麗な段差ではなくなり、わずかですが砂利が流れるような場所も。下りでは注意が必要。 ▲樹林を抜け再び視界が開ける。このあたりにペルーの係官が待機していて「トウェンティ・ミニッツ!」と教えてくれました。しかしここからの20分があんがい長い。
マチュピチュ遺跡とワイナピチュ山 切り通しの道
▲はるか下に見える遺跡とワイナピチュ山。だいぶ登ってきました。雲が近く雨のつぶが落ちてくる。 ▲大岩のあいだの切り通しのような道を抜ける。山頂付近は勾配がゆるやかになっていて、なかなか山頂に到着しません。「あれが山頂だな」と思ってもまだ先がある。
高山植物 円形の石組み
▲足元には海草のような高山植物が。南米の低緯度の山は、当然ながら日本の山とは植生が全然違います。 ▲砦の一部のような円形の石組み。山頂はここから奥に向かって細長く続いています。
マチュピチュ山山頂
▲マチュピチュ山の山頂の突端。マチュピチュ遺跡とワイナピチュ山は右手の足元、はるか下にあります。
山頂にたたずむ
▲登山口から相前後して登ってきた女性。午前中ワイナピチュ山に登った私は、マチュピチュ山は無理だとあきらめて、最初は登山口の分岐をインティプンクに向かいました。少し歩いて振り返ったら、ちょうど彼女がマチュピチュ山への道を入っていった。それで自分も登らなかったら後悔するなと登りはじめたのでした。
「どこから来たんですか?」と聞いたつもりが「シャッターを押して欲しい」と誤解されて、お互いに写真を取り合って分かれ、結局どこの方かは分からずじまい。英会話の必要性を痛感w
この日、登山道で行き会ったのは6人だけ。「水がないから分けてくれ」といってきた青年や、ばてて階段に座り込んだ女の子、私が下山したころに土砂降りの雨のなかを登ってきた老夫婦など(まさかと思って聞いたら「できれば山頂までいきたいね」と答えた)、無茶なガイジンさんが多かった…。

ハイラムビンガムロード階段道

アグアスカリエンテス村 アグアスカリエンテス村
▲アグアスカリエンテス村からマチュピチュ遺跡へと、普通はバスで向かう道を歩いていきます。朝早くから道路の穴を埋める作業をしていました。 ▲前もうしろも、ものすごい角度で立ち上がる壁のような山々の眺めがダイナミック。
バスの整備場? せまい橋
▲村はずれにはゴミ集積場とバスの整備場らしき場所が。 ▲ひさしのように川の上にせり出した橋を渡る。歩道部分が区切られていますが、幅がせまくバスが通過するときには怖い。
垂直の壁 キャンプ場
▲右手にはプトゥクシ山の垂直の壁面。ものすごい迫力です。 ▲色とりどりのテントが散らばるキャンプ場。気持ちよさそうです。貸し出し用らしき大型のテントもたくさん立っています。
祭壇
▲道のわきに素朴な祭壇のような施設。草ぶきの屋根や周囲を飾る植物が、熱帯圏っぽい雰囲気を出している。奥の看板にある文字は「ようこそ、マチュピチュへ」。地図で見ると駅のある場所なので、駅舎なのか?
ウルバンバ川にかかる橋
▲ウルバンバ川を渡る橋。手前が車両の橋、奥が歩行者用の吊り橋と二本かかっています。 ▲吊り橋からは、ウルバンバ川の流れをせき止める巨大な壁のようなワイナピチュ山。圧倒的迫力。
ハイラムビンガムロードの上り口 階段道の上り口
▲ハイラムビンガムロードの上り口。大きな「Machupicchu」の看板。ここからつづら折りの車道が始まります。13のヘアピンカーブでマチュピチュ遺跡へ。 ▲階段道の上り口。橋を渡ってからすぐに車道と分かれて右手に入ってきます。階段を上らずにまっすぐ進めば博物館に。村からここまでは30分ほど。
マチュピチュ博物館
▲ワイナピチュ山を背負ってたつ真新しいマチュピチュ博物館。入館料は21ソルと高めですが、わきにある植物園は無料で見学できます。
ワイナピチュ山 階段道
▲階段道を上り始める。立ちはだかるワイナピチュ山。マチュピチュ遺跡はまだまだ遥か上。 ▲延々、石を敷き詰めた階段道が続いています。前日にワイナピチュ山、マチュピチュ山を登った足にこたえる。
車道とのこ交差点1 車道との交差点2
▲階段道と車道の交差点。階段状に壁に埋まった石を上がって上に向かう。 ▲階段道は何度か車道を横切り、このように少し車道を歩く場所もあります。矢印の案内があるので迷う心配はありません。
プトゥクシ山 バスの通過
▲遺跡からも正面にポコッと見えるプトゥクシ山。この山への登山道は村を出てすぐに右手に入っていきます。 ▲ダート道をすっ飛んでいくバス。日本ではありえないようなスピードで、うしろからこられると怖いですw
矢印のペイント
▲岩にペイントされた矢印。ほかにも何ヶ所か。遺跡までの時間が書かれているそうですが、よく分かりません。
ワイナピチュ山
▲視界が開け、ワイナピチュ山のピークが近くなってくる。どうしてこんなところを歩いているんだと最初は後悔しましたが、予想外に眺めがいい。
草ぶきの休憩所1 草ぶきの休憩所2
▲この草ぶきの休憩所が見えてきたら遺跡までもう少し。 ▲しばらく歩くとまた草ぶきの休憩所が。
プトゥクシ山
▲プトゥクシ山のピークを見下ろす高さまで上ってきた。コンパクトデジカメの撮影能力を超える強烈な陽射しで、写真の写りがいまひとつですが、実景は素晴らしいの一言。
マチュピチュ遺跡とワイナピチュ山
▲ようやく見えてきたマチュピチュ遺跡の石垣と三角屋根。奥にワイナピチュ山。
いい天気でしたが、ここまで上ってくるあいだ特に虫に悩まされることもありませんでした。
マチュピチュ遺跡入口
▲バスなら30分でくるところを2時間かけてゴール地点に到着。遺跡前広場。左に見える角柱には、お馴染みの「世界人類が平和でありますように」の文字が。
休憩所 休憩所
▲ひとつ上の写真の右手に、この大きな草ぶきの屋根の休憩所があります。 ▲すぐ上の広場は人も多いですが、ここへは来る人も少なく、休むのにちょうどいい。
▲ホテルやバス発着場がある遺跡前広場の入口の岩にはめ込まれたハイラムビンガムのプレート。 ▲遺跡前広場を出て、車道を少し戻ってみる。バスからも見えて気になっていたレストランのような建物。可愛らしい婦警さんがふたり出てきましたが、なんの施設なのか?
マチュピチュ遺跡入口
▲一日平均2200人が訪れるマチュピチュ遺跡。好天に恵まれた今日も、たくさんの人がやってきます。もう二度とここに来ることもないだろうなと思いつつしばらくぼんやりする。なんとなく去りがたい。
帰りも同じ階段道を下って戻りました。上ってきたときには、すれ違った人は数人でしたが、帰りにはペルー人の家族連れなどがけっこう階段を上がってくる。おじさんが大汗をかいて、子供たちは楽しそうに駆け上がってくる。お母さんがあとをついてくる。行き会う人みんなと「オラ」と挨拶を交わす。上りの苦労が報われた気がしました。

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