ルート詳細1


ワイナピチュ山

バス乗り場 マチュピチュ遺跡入口
▲アグアスカリエンテス村のバス乗り場。始発バスは5:30。写真は5:15頃。バスは5:30時点で並んでいるすべての客が乗れる台数出るようです。 ▲マチュピチュ遺跡入口、6時頃。ちょうど開門時間。ほとんどすべての人間がワイナピチュ登山に向かいました。ちらほら見えるビニールのポンチョは村で1$で売っています。
ガス立ち込めるマチュピチュ遺跡 ワイナピチュ山登山口
▲この日は強い雨になることはないものの生憎の天候。開門後、皆やや急ぎ足でワイナピチュ登山口を目指します。(それほど慌てる必要もありませんでしたが) ▲遺跡北端のワイナピチュ山登山口。ここで係員に登り始める時間(7時か10時か)を聞かれます。写真に写っている人もほとんどが10時発を選び、私は7時発の4番目でした。
ワイナピチュ山地図 入山者登録ノート
▲登山口に掲げられた地図。ワイナピチュ山の頂上はこの真ん中あたり。一番上が「月の神殿」。俯瞰図なので急な階段部分が短く表現されていますが、ざっと見ておけばいいかも。 ▲7時少し前、開門。出発前にノートに名前などを書かされます。下山時に再びサインすることになります。
最初の分岐 ワイナピチュ山への取り付き
▲最初のうち道は下り基調。すぐに Huchuy Picchu 山(ワイナピチュ山手前の小さな山)への分岐。ここを含めて、以後3ヶ所の分岐はすべて右に行きます。 ▲急な階段で大きく下って、ようやくワイナピチュ山に取り付く。奥に見えるのがワイナピチュ山。刃物のように突き出した部分の左側を登っていきます。
石の階段 ワイヤーの手すり
▲ずっと石の階段が続いています。急な部分には鉄のワイヤーの手すりがついています。 ▲ワイヤーは岩にしっかりと設置されています。しかしそれほどこれに頼る必要もなく登れます。
山上の遺跡 山上の遺跡
▲山頂に近づくと遺跡の石組みが現れます。帰りにはこういった急な階段を下ることになります。登りよりも下りが要注意。写真のお兄さんはジーパンTシャツに普通のスニーカー。 ▲少し上がったところから遺跡部分を見下ろす。まるでラピュタの世界、まさに天空の城。
山上の遺跡 狭い穴
▲断崖上に構築された石組みの遺跡。ガスっていて周囲が見えないのが残念ですが、こういった幽玄の趣も味わい深い。 ▲狭い穴をくぐる。ここが一番の難所かも? 穴はU字形に曲がっていて、底には水がたまっていました。体やデイパックが大きい人は背中から下ろさないと通り抜けられません。
山上の遺跡 頂上直下
▲段々になった石組みのテラス。柵もなにもありません。写真を撮ろうとして落ちないように。 ▲山頂下の最後の階段。これを登りきれば大岩が露出した山頂です。
ワイナピチュ山山頂
▲ワイナピチュ山山頂。たんたんと登れば40分から1時間ほどで登れます。ガスは晴れないかと諦めかけましたが、8時過ぎにはだんだんと薄れてマチュピチュ遺跡が見えてきました。

ワイナピチュ山頂→月の神殿

崖っぷちの階段 階段とはしご
▲ワイナピチュ山の山頂から月の神殿へは300mほど下ることになります。崖っぷちの階段道は展望がよく、最初のうちは気楽に歩ける散歩道。 ▲ほどなく最初の難関。急な岩場に刻まれた階段が現れます。手すりをつかんで慎重に下る。
岩場の階段 木のはしご1
▲階段を下から見上げたところ。手すりがあるので、それほど怖さはありません。 ▲連続して木のはしご。階段よりもはしごの方が危険なので緊張します。丸い木の枝はすべりやすいし、また折れやしないかと不安になります。(写真でも割れているのが分かります)
下り階段 木のはしご2
▲さらにどんどん下っていく。石組みの階段はきれいで歩きやすい。眺めもよく快適。 ▲第二の、そして最大の難関。長い木のはしご。ほぼ垂直で、かなり高く恐怖感があります。手すりもはしご段も、すべて丸い木の枝。雨で濡れていて滑りそう。
木のはしご2 下から 月の神殿
▲無事に下りきって下から見上げたところ。はしごの各段に、がたつきなどはなく、しっかりしていました。 ▲石組みの構造物が見えてくる。ようやく月の神殿です。
月の神殿 通路 月の神殿 大岩の空間
▲上からも見えた通路のような部分。 ▲大岩の下の空間を利用して神殿が作られています、小さな顔写真(遺影?)が数枚置かれ、小さな石を積み重ねたものがたくさんありました。
月の神殿 登り返し
▲月の神殿のほぼ全景。それほど大きな遺跡ではありません。 ▲月の神殿から道は延々登りになります。登り返す高さは150mほどですが、ずっと木立のなかで展望も開けず、やけに長く感じる。虫に悩まされることはありませんでした。
断崖上の遺跡 マチュピチュ山
▲だいぶ登って再び石組みが見えてくる。崖っぷちに作られた「見張り台」のような構造物。 ▲「見張り台」からの展望。真ん中に見えるのが Huchuy Picchu 山。そのすぐ奥がマチュピチュ遺跡。右奥の雲がかかっているのがマチュピチュ山のピーク。
断崖上の石段 断崖
▲切り立った岩場につけられた石段。申し訳ていどの細い木の手すりだけでスリルがあります。踏み外したらまっ逆さま。 ▲下りてきた階段を振り返る。写真ではよく分かりませんが、真ん中あたりに階段がついています。
大岩のオーバーハング 木のはしご3
▲大岩のオーバーハングの下につけられた階段。腰をかがめるようにしてここをくぐります。 ▲最後のはしご。短いので特に危険はありません。木のはしごはこれで合計3つ。
分岐
▲ワイナピチュ山への登山道に戻ってきました。ワイナピチュ山頂→月の神殿はやや危険なので、ここから眺めのいい「見張り台」まで往復するのがいいかもしれません。

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